2023 全日本大学王座決定戦・東西交流戦
7月14日から4日間、立命館OICフィールドを主会場とし、親里ホッケー場の二会場で王座決定戦が開催された。
決勝のカードは、男女とも天理大学vs立命館大学となった。(2年連続)
今年の大会は、非常に暑い中での試合が続き、冬のスポーツであるホッケー競技には相応しくない環境下での開催でもあり、チームごとの暑さ対策も勝因の一つであったと考えることもできるであろう。
【男子部】
優勝回数:①天理大学(26回) ②立命館大学(8回) ③東京農業大学(4回)
2年ぶりに王座奪還した男子部は、42回中26回の優勝を果たしている。このカードは今年だけでも日本リーグ、関西リーグと王座までに2回対戦しており3回目の対戦でどちらが勝利をおさめるか見ものであった。さらに、異なるタレントを有する両チームの戦術やシステム、ボールコントロールの「かけひき」は非常に見応えがあった。
最終的にゴール前で確実に得点を決め、チャンスをものにした天理大学が日本一に輝き栄冠を勝ちとった。
【女子部】
優勝回数:①天理大学(24回) ②東海学院大学(8回) ③山梨学院大学(6回)
連覇を成し遂げた天理大学は、42回中24回の優勝を果たしている。「パスを多用」した戦術と「個人技」の対戦も非常に見応えがあった。このカードの特徴は、攻撃だけでなく守備力も両チームとも優れており、この時期では両チームが他チームより優れていると言えるであろう。お互いに得意とする部分を機能させないように戦うと、見ている方は今ひとつ物足りないようにも感じるが、シューティングサークル内でのボールの持ち方やセットプレーは非常に工夫されていたと感じる。
一瞬のチャンスを確実に得点した結果の勝利だった。高校時代の仲間との1対1の勝負と意地の張り合い、コンビネーションの確立と組織の対戦も激しい闘志が垣間見れた大会でした。
大会を運営してくださった皆様や学連委員の皆様、朝早くからお疲れさまでした。炎天下で駐車場係をしていた学生の皆さん、真っ赤に日焼けしても嫌な顔せず対応してくれてありがとうございました。
フィールド場だけでなく、観客席の皆様もキラキラした眼差しで各試合を観戦し、共に喜び共に悔しがっている姿も印象的でした。
選手だけでなく、試合を運営してくださったジャッジの方や審判の方も暑いなか大変でしたが、ありがとうございました。
- 試合結果
試合結果
男子 優 勝:天理大学(2年ぶり26回目) 準優勝:立命館大学 第3位:明治大学
女子 優 勝:天理大学(連覇24回目) 準優勝:立命館大学 第3位:東海学院大学